犬猫がお水をいっぱい飲んだり、おしっこをたくさんしたりする病気はいろいろあります。糖尿病・膀胱炎・腎臓病・子宮蓄膿症・高Ca血症・アジソン病・甲状腺機能亢進症・クッシング症候群などが挙げられます。その中でもクッシング症候群という副腎ホルモンが過剰に出てしまう病気は、下垂体が腫瘍化し大きくなることで発症します。下垂体の状況を把握するためにはMRI検査が有用となり、お腹の中にある副腎と同時に評価することで原因が特定される場合があります。下垂体の評価にはMRI検査が勧められます。また猫の下垂体腫瘍の場合には糖尿病の合併にも注意が必要です。